接道状況
北辺が幅員約4メートルの舗装町道[石井163号線:建築基準法第42条第1項第1号道路に該当]に概ね等高に接面しています。
使用状況
○通路画地部分
地表面の一部にコンクリート舗装が施されています。
通路画地部分の西側の隣接地(地番1447番2)の所有者が当該隣接地へ出入りするための通路(通行及び車両の走行)として利用(無償)しています。
(通路としての利用の経緯)
公売財産と隣接地(地番1447番2)は元々1筆の土地(地番1447番)でしたが、昭和54年頃に分筆し、当該隣接地を売却しています。その時の不動産売買契約書には、特約事項として当該隣接地の東側に幅4メートルの道を設置し、当該隣接地所有者に無償で使用させる旨が記載されています。
また、令和3年に公売財産が現在の所有者に売却された際の土地売買契約書の特約条項欄には、当該隣接地所有者が自宅駐車場に出入りすることを承認する旨が記載されています。
○主たる画地部分
部分的に粗造成されたような形跡があり、造成未完の状態で放置されています。
バラス等の残地物がみられるほか、雑草が繁茂しています。
北辺付近にはコの字状のコンクリート製工作物(ヒモコン)が設置されています。
(コの字状のコンクリート製工作物(ヒモコン)設置の経緯)
当該工作物は、隣接地(地番1447番2)側から土砂等が流入することを防ぐために公売財産の前所有者が設置したものであるとのことです。
公売財産の前所有者によれば、北辺と隣接地(地番1447番2)との境界及び西辺と隣接地(1448番1等)との境界は、それぞれの隣接地所有者との話し合いにより、コンクリート製工作物(ヒモコン)の手前側(公売財産側)としたとのことですが、詳細は不明です。